舞踏会

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お姫様の物語

シンデレラ♪音声つき

お姫様の物語

シンデレラ♪

むかしむかしあるところにシンデレラという、美しくて心の綺麗な女の子がいました。シンデレラのお母さんはすぐに亡くなり、お父さんは新しいお母さんと結婚しましたが、新しいお母さんはとても意地悪な人でした。義理の姉からもその美しさを妬まれて、掃除、洗濯、料理などの家事を、全部シンデレラにやらせていました。ある日、王子様の舞踏会が開かれると聞き、継母と義理の姉は、シンデレラを置いて、舞踏会に出ていきました。シンデレラは「わたしも行きたい!」と思っていたので、連れて行ってもらえず、悲しくなって涙を流して泣いていました。シンデレラが1人で泣いていると、目の前に魔法使いが現れて、「もう泣かないで、シンデレラ。わたしが舞踏会に連れて行ってあげるわ」と言いました。魔法使いは「庭からかぼちゃ、お家からネズミをとってきなさい」と言いました。魔法使いが、かぼちゃを叩くと、かぼちゃはどんどん大きくなり、かぼちゃの馬車になりました。持ってきたネズミに魔法をかけると、ネズミはお馬さんになりました。するとシンデレラは「こんな格好では行けないわ」と言いました。魔法使いはボロボロの服を魔法のステッキで、あっという間に綺麗なドレスに変えてくれました。「それからこのガラスの靴も履いていきなさい」と言って、綺麗なドレスに合うキラキラのガラスの靴も用意してくれました。「ただし、魔法は12時になったら解けてしまうから、気をつけるんだよ」シンデレラは大喜びで「わかったわ!魔法使いさん、ありがとう!」と言いました。舞踏会に着くと、美しいシンデレラはすぐにみんなの注目の的になり、王子様もシンデレラの美しさに気づいて「僕と踊っていただけませんか?」と言いました。「もちろんです、王子様」シンデレラは王子様と素敵な時間を過ごしているうちに、時が経つのも忘れてしまい、気がつくと12時に近づいていました。魔法が解ける事を思い出したシンデレラは「まぁ!大変!12時だわ!もう帰らなくちゃ!」と言って、お城を飛び出しました。王子様はシンデレラを引き止めようとしましたが、シンデレラはあっという間に消えていました。シンデレラのいなくなった階段には、綺麗なガラスの靴が、片方だけ残されていました。王子様はなんとかして、あの綺麗な女性を探し出そうと、家来たちに命令を出しました。王子様はこのガラスの靴に合う女性を、妻にすると言いました。女性は次々にガラスの靴を履こうとしますが、ピッタリ合う女性はいませんでした。シンデレラの継母や義理の姉も履こうとしましたが、全然合いません。そこへシンデレラが来て、王子様の家来に「わたしにもその靴を履かせてくれませんか?」と言いました。シンデレラがガラスの靴を履いてみると、ガラスの靴は、まるでシンデレラのために作ったかのように、ぴったりでした。家来は「この人が王子様が探しておられた人だ!」と言い、シンデレラをお城に連れていきました。シンデレラは、王子様と結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。
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