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幸せ
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白雪姫♪音声付き
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シンデレラ♪音声つき
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おうさまの耳はロバの耳♪
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ながぐつをはいたねこ♪
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マッチ売りの少女♪
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わらしべ長者♪
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しあわせの青い鳥♪
森の中の小さな家に貧しい家族が住んでいました。働き者のお父さんと、優しいお母さんと2人の兄弟が暮らしています。明日はクリスマスイヴ。隣の裕福な家庭は豪華なパーティーの準備をしています。「美味しそうなご馳走におしゃれなクリスマスツリー!プレゼントもある!」「いいなぁ、うらやましいなぁ」するとトントントン!と誰かがドアを叩く音が聞こえました。戸を開けると黒い服を着たおばあさんが入ってきました。「このお家に青い鳥はいないかね?」「いません!うちにいるのはハトです!」「そうか、娘が病気で青い鳥を欲しがっているんじゃ。青い鳥は幸せの鳥でね。その鳥さえいれば、みんなが幸せになれるんじゃ。2人で青い鳥を探しに行ってくれないかい?」2人が最初に行った国は「思い出の国」です。「あ!おばあちゃんだ!」と言って2人は走っていきました。「おばあちゃーん!」「おばあちゃんは死んだんじゃなかったの?」「そうだよ、わたしは死んだけれど、誰かが思い出してくれるたびに、生き返るんだよ」おばあちゃんは嬉しそうにお話をしてくれました。「おばあちゃん、私たち青い鳥を探しているの」「青い鳥はあそこにいるよ」「私たちに青い鳥をちょうだい!」「いいともいいとも、持ってお行き」2人は青い鳥をカゴに入れて、大切に持って帰りました。でも「思い出の国」を出ると、カナリアは黒い鳥になって、死んでしまいました。思い出の国のものは、他のところでは生きていけないのです。とぼとぼと歩いていると、今度は4つの扉が現れました。ひとつめの扉は幽霊のとびら。扉を開けるとたくさんの幽霊が現れて、慌てて扉を閉めました。ふたつめの扉は病気のとびら。病気のとびらにはたくさんのバイ菌がいて、こっちに向かってきたので、2人は慌てて逃げ出しました。みっつめの扉は戦争のとびら。2人は戦争の扉は開けるのをやめました。戦争の中に幸せなどあるはずないからです。よっつめの扉は夢のとびら。夢の扉を開けると、部屋中に数えきれないほどの青い鳥が飛び回っていました。「お兄ちゃん!青い鳥よ!」「こんなに青い鳥がたくさんいるなんて!さぁ!捕まえよう!」「病気の子にあげる青い鳥。お父さん、お母さんにあげる青い鳥。お兄ちゃんとわたしの青い鳥」カゴの中は青い鳥でいっぱいになりました。でも夢の扉を出ると、青い鳥はみんな死んでしまいました。夢の中の青い鳥は夢の中でしか生きられないのです。夢はどんなに美しくても、目が覚めてしまえば、消えてしまうのです。しょんぼりしながら歩いて行くと、明るく楽しい音楽に合わせて、かわいいこどもたちがやってきました。「こんにちは!久しぶりだね!」「僕たちのこと知っているの?」「だっていつも一緒にいるじゃない!ごはんの時も本を読んでいるときも、いつも一緒にいるよ!」「僕たちあなたのお家にいる幸せと喜びなんだよ」「僕は体が丈夫な幸せ」「わたしは勉強が好きな喜び」「わたしは歌える喜び」「わたしは踊りができる幸せ」「わたしはお手伝いができる喜び」「わたしは親切にできる喜び」喜びと幸せは数えきれないほど、たくさんいました。そこへ「お母さんの喜び」がやってきました。2人はお母さんをじっと見つめました。「どうしたの?2人とも」「お母さんがとっても綺麗なんだもの」「子供を愛するお母さんはみんな綺麗なのよ」「お母さん、私たち幸せの青い鳥を探しているの。ここに青い鳥はいないの?」「ここではみんなが幸せだから、青い鳥はいらないのよ」2人は次に未来の国にいきました。生まれる前の赤ちゃんがいる国です。赤ちゃんがたくさんいて、明日生まれる赤ちゃんもいれば、100年200年後まで待たないと生まれない子供もいました。赤ちゃんはそれぞれに得意なものを持っていました。すると時計を持ったおじさんが「さぁ!8時に生まれる子は並びなさーい!」と言いました。しゅっぱーつ!ボーーン!ボーーン!時計が8時を打っています。お母さんが部屋に入ってきました。「2人とも!朝ですよ!起きなさい!」「あ!お母さん!」「お母さんだ!綺麗なお母さんだ!」「僕たち思い出の国で、おばあちゃんに会ってきたよ」「まぁ、2人とも寝ぼけちゃって」すると部屋のハトがクルッククルックと鳴きました。「あ!お兄ちゃん!青い鳥よ!」「ほんとだ!青い鳥だ!どうして今まで気づかなかったんだろう、、、幸せの青い鳥はずっと最初から僕たちのうちにいたんだね」
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シンデレラ♪
むかしむかしあるところにシンデレラという、美しくて心の綺麗な女の子がいました。シンデレラのお母さんはすぐに亡くなり、お父さんは新しいお母さんと結婚しましたが、新しいお母さんはとても意地悪な人でした。義理の姉からもその美しさを妬まれて、掃除、洗濯、料理などの家事を、全部シンデレラにやらせていました。ある日、王子様の舞踏会が開かれると聞き、継母と義理の姉は、シンデレラを置いて、舞踏会に出ていきました。シンデレラは「わたしも行きたい!」と思っていたので、連れて行ってもらえず、悲しくなって涙を流して泣いていました。シンデレラが1人で泣いていると、目の前に魔法使いが現れて、「もう泣かないで、シンデレラ。わたしが舞踏会に連れて行ってあげるわ」と言いました。魔法使いは「庭からかぼちゃ、お家からネズミをとってきなさい」と言いました。魔法使いが、かぼちゃを叩くと、かぼちゃはどんどん大きくなり、かぼちゃの馬車になりました。持ってきたネズミに魔法をかけると、ネズミはお馬さんになりました。するとシンデレラは「こんな格好では行けないわ」と言いました。魔法使いはボロボロの服を魔法のステッキで、あっという間に綺麗なドレスに変えてくれました。「それからこのガラスの靴も履いていきなさい」と言って、綺麗なドレスに合うキラキラのガラスの靴も用意してくれました。「ただし、魔法は12時になったら解けてしまうから、気をつけるんだよ」シンデレラは大喜びで「わかったわ!魔法使いさん、ありがとう!」と言いました。舞踏会に着くと、美しいシンデレラはすぐにみんなの注目の的になり、王子様もシンデレラの美しさに気づいて「僕と踊っていただけませんか?」と言いました。「もちろんです、王子様」シンデレラは王子様と素敵な時間を過ごしているうちに、時が経つのも忘れてしまい、気がつくと12時に近づいていました。魔法が解ける事を思い出したシンデレラは「まぁ!大変!12時だわ!もう帰らなくちゃ!」と言って、お城を飛び出しました。王子様はシンデレラを引き止めようとしましたが、シンデレラはあっという間に消えていました。シンデレラのいなくなった階段には、綺麗なガラスの靴が、片方だけ残されていました。王子様はなんとかして、あの綺麗な女性を探し出そうと、家来たちに命令を出しました。王子様はこのガラスの靴に合う女性を、妻にすると言いました。女性は次々にガラスの靴を履こうとしますが、ピッタリ合う女性はいませんでした。シンデレラの継母や義理の姉も履こうとしましたが、全然合いません。そこへシンデレラが来て、王子様の家来に「わたしにもその靴を履かせてくれませんか?」と言いました。シンデレラがガラスの靴を履いてみると、ガラスの靴は、まるでシンデレラのために作ったかのように、ぴったりでした。家来は「この人が王子様が探しておられた人だ!」と言い、シンデレラをお城に連れていきました。シンデレラは、王子様と結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。