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小人
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おやゆび姫♪
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白雪姫♪
むかしむかしあるところに、心の醜いお妃様がいました。お妃様は、鏡に聞きました。「鏡よ、鏡、この世で1番美しいのは誰?」すると鏡は「それはお妃様です」と答えました。お妃様は自分の美しい所が大好きで、毎日鏡を見ては、うっとりしていました。ある日、お妃様はいつものように「鏡よ、鏡、この世で1番美しいのは誰?」と聞きました。「それはお妃様です」と言われるのを待っていると、鏡は「それは白雪姫です」と答えました。お妃様は、白雪姫の2番目のお母さんです。自分が1番でないことに腹を立てたお妃様は、猟師に白雪姫を殺すように頼みました。しかし心の優しい猟師は、森の奥に白雪姫を隠して、お妃様には殺したと嘘をつきました。白雪姫は森の奥で、小人たちと暮らすことになりました。小人が仕事に行っている時は、掃除やご飯を作ったりして、毎日楽しく仲良く暮らしていました。小人たちは「僕たちが仕事に行っている間は、誰もお家に入れちゃいけないよ。怖いお妃様がくるからね」と言っていました。お妃様はまた鏡に聞きました。「鏡よ、鏡、この世で1番美しいのは誰?」すると鏡は「それは森の奥に住む白雪姫です」と答えました。「なんだって!あの猟師、わたしに嘘をついたね!こうなったらわたしがやってやろう!」お妃様は物を売るおばあさんに変装して、毒林檎を持って、遠い遠い山の奥に行きました。白雪姫と小人のお家に着くと、お妃様はドアをコンコンと叩き、「美しいお嬢さん、美味しいりんごはいかが?」と言いまいた。白雪姫はドアを開けて「まぁ、美味しそうなりんご!ひとついただくわ!」と言って毒林檎をパクッと食べました。白雪姫は毒林檎をかじるとぱたっと倒れてしまい、そのまま目を覚ますことはありませんでした。小人たちはとても悲しみ、せめて美しい白雪姫をいつでも見れるように、棺に入れてお花で囲んで、森に寝かせてあげました。しばらくして森を歩いていた王子様が白雪姫を見つけました。王子様は「なんて美しい人だ。まるで眠っているようだ」と言い、眠っている白雪姫にキスをしました。すると白雪姫の口から毒林檎が飛び出し、白雪姫は目を覚ましたのです。白雪姫は「わたしはどこにいるのかしら?」と言ったので、王子様は「ずっとわたしの側にいるのですよ」と答えました。こうして白雪姫は、王子様と結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。