お姫様

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お姫様の物語

白雪姫♪音声付き

お姫様の物語

シンデレラ♪音声つき

お姫様の物語

眠り姫♪

昔話

ながぐつをはいたねこ♪

昔話

クラゲに骨がないワケ

お姫様の物語

かぐや姫♪

むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは竹を切って、おばあさんは竹でかごを作って暮らしていました。ある日のこと、いつものように竹林に行くと、1本光っている竹がありました。「おや、あの竹はどうしたんだろう?ピカピカ光っているぞ」切ってみると中には女の子の赤ん坊がいて、おじいさんはその女の子を連れて帰りました。おじいさんとおばあさんには子どもがいなかったので、「かぐや姫」という名前をつけて、大切に育てました。それからというもの竹を切りに行くたびに、おじいさんは竹の中にお金を見つけて、お金持ちになりました。赤ん坊はすくすくと育ち、とても美しい娘になりました。その美しさが噂になり、色んな所から、結婚を申し込みにたくさんの男性がやってきましたが、かぐや姫は興味を持ちませんでした。かぐや姫はいつも物思いに耽り、空を見上げていました。おじいさんは男性を無視することもできなかったので、不思議な宝物を持ってきた男性にかぐや姫をあげることにしました。かぐや姫のために宝箱をたくさん持ってきましたが、かぐや姫はすぐに偽物だと見破っていました。かぐや姫は月を見るたびに悲しそうな顔をしていました。「どうしてそんなに悲しい顔をしているんだい?」とおじいさんがかぐや姫に聞きました。「本当はわたしは月からきたのです。もうすぐ月からお迎えが来て、月に帰らなければいけません。優しいおじいさんとおばあさんとお別れするのが悲しいのです」「なんてことだ!」とおじいさんは戸惑いました。明日がその日です。おじいさんはかぐや姫を手放したくはありませんでした。おじいさんはたくさんの武士を雇って、かぐや姫を守ろうとしました。とうとう夜になり、お月様が姿を現しました。月が現れると、空が金色に光りました。武士たちは光をめがけて矢を撃ちましたが、光が当たると武士たちは力を失い、眠りに落ちてしまいました。天使が光の中から現れ、かぐや姫の手を取ると、空高く上がっていきました。かぐや姫は天に昇っていき、最後にこう言いました。「おじいさん、おばあさん、今まで可愛がってくれてありがとう。わたしはこれから月に帰らなければいけません。どうかいつまでも元気で。さようなら、、、」
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人魚姫♪

青い海の底に、人魚の住む世界がありました。人魚たちの世界では、15歳になると海の上の人間の世界に行けるようになります。末っ子の人魚姫は、お姉さんが見てきた人間の世界の話を聞いて、いつも胸をときめかせていました。「早く15歳になって、人間の世界を見てみたいわ!」月の明るい夜、15歳になった人魚姫は海の上に顔を出しました。海に上には、たくさんの灯りをつけた船が浮かんでいました。「素敵な王子様ね」人魚姫は王子様を見て、うっとりしていました。船からは綺麗な音楽や笑い声が聞こえます。すると突然、嵐が船を襲い、王子様は海に落ちてしまいました。人魚姫は海に落ちた王子様を助けて、海辺まで運びました。「王子様!しっかりして!」人魚姫は王子様に呼びかけ続けました。するとどこからか女の人が近づいてきたので、人魚姫はびっくりして身を隠しました。女の人は王子様を抱き抱えると、息を吹き返しました。「あ、ありがとう。あなたがわたしを助けてくれたのですね」王子様は目の前にいる女の人を、恩人と勘違いしてしまいました。それから人魚姫は人間になって、王子様の側にいたいと思うようになりました。人魚姫は魔女のところに行って、人間にして欲しいと頼むと、こう言いました。「お前の美しい声をくれ。お前の声は海の中で1番美しいと評判だからね。もし王子様が他の人と結婚すると、人魚には2度と戻れず、海の泡になってしまうんだ。それでもいいのかい?」人魚姫は頷きました。人魚姫は薬を飲むと、浜辺でぐっすり眠ってしまいました。しばらくして目が覚めると、側に王子様がいましたが、人魚姫の声はもう出ません。「きっと何か訳があるんだね。しばらく僕のお城で休んでいきなさい」王子様はそう言って、人魚姫をお城に連れていき、妹のように可愛がりました。ある日、王子様が嬉しそうに言ったのです。「僕は結婚するんだ。僕が海で溺れた時、助けてくれた女の人とね。その人は隣の国のお姫様だったんだ」人魚姫は「助けたのはわたしです!」と叫びたかったけど、声を出すことができません。人魚姫はただ悲しそうに笑っただけでした。とうとう王子様の結婚が迫ってきました。その夜、人魚姫のお姉さんが海に浮かんできてこう言いました。「人魚姫、魔女に頼んでナイフをもらってきたわ。これで王子様の胸を刺せば、お前は泡にならなくて済むのよ」人魚姫はナイフを受け取り、王子様の寝ている部屋に忍び込みました。でも人魚姫には、愛する王子様を殺すことができません。人魚姫は涙を流しながら、ナイフを海に投げて、自分も海に飛び込みました。海に朝の光が差し込んできました。人魚姫は海の泡となって、消えていきました。
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白雪姫♪

むかしむかしあるところに、心の醜いお妃様がいました。お妃様は、鏡に聞きました。「鏡よ、鏡、この世で1番美しいのは誰?」すると鏡は「それはお妃様です」と答えました。お妃様は自分の美しい所が大好きで、毎日鏡を見ては、うっとりしていました。ある日、お妃様はいつものように「鏡よ、鏡、この世で1番美しいのは誰?」と聞きました。「それはお妃様です」と言われるのを待っていると、鏡は「それは白雪姫です」と答えました。お妃様は、白雪姫の2番目のお母さんです。自分が1番でないことに腹を立てたお妃様は、猟師に白雪姫を殺すように頼みました。しかし心の優しい猟師は、森の奥に白雪姫を隠して、お妃様には殺したと嘘をつきました。白雪姫は森の奥で、小人たちと暮らすことになりました。小人が仕事に行っている時は、掃除やご飯を作ったりして、毎日楽しく仲良く暮らしていました。小人たちは「僕たちが仕事に行っている間は、誰もお家に入れちゃいけないよ。怖いお妃様がくるからね」と言っていました。お妃様はまた鏡に聞きました。「鏡よ、鏡、この世で1番美しいのは誰?」すると鏡は「それは森の奥に住む白雪姫です」と答えました。「なんだって!あの猟師、わたしに嘘をついたね!こうなったらわたしがやってやろう!」お妃様は物を売るおばあさんに変装して、毒林檎を持って、遠い遠い山の奥に行きました。白雪姫と小人のお家に着くと、お妃様はドアをコンコンと叩き、「美しいお嬢さん、美味しいりんごはいかが?」と言いまいた。白雪姫はドアを開けて「まぁ、美味しそうなりんご!ひとついただくわ!」と言って毒林檎をパクッと食べました。白雪姫は毒林檎をかじるとぱたっと倒れてしまい、そのまま目を覚ますことはありませんでした。小人たちはとても悲しみ、せめて美しい白雪姫をいつでも見れるように、棺に入れてお花で囲んで、森に寝かせてあげました。しばらくして森を歩いていた王子様が白雪姫を見つけました。王子様は「なんて美しい人だ。まるで眠っているようだ」と言い、眠っている白雪姫にキスをしました。すると白雪姫の口から毒林檎が飛び出し、白雪姫は目を覚ましたのです。白雪姫は「わたしはどこにいるのかしら?」と言ったので、王子様は「ずっとわたしの側にいるのですよ」と答えました。こうして白雪姫は、王子様と結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。
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シンデレラ♪

むかしむかしあるところにシンデレラという、美しくて心の綺麗な女の子がいました。シンデレラのお母さんはすぐに亡くなり、お父さんは新しいお母さんと結婚しましたが、新しいお母さんはとても意地悪な人でした。義理の姉からもその美しさを妬まれて、掃除、洗濯、料理などの家事を、全部シンデレラにやらせていました。ある日、王子様の舞踏会が開かれると聞き、継母と義理の姉は、シンデレラを置いて、舞踏会に出ていきました。シンデレラは「わたしも行きたい!」と思っていたので、連れて行ってもらえず、悲しくなって涙を流して泣いていました。シンデレラが1人で泣いていると、目の前に魔法使いが現れて、「もう泣かないで、シンデレラ。わたしが舞踏会に連れて行ってあげるわ」と言いました。魔法使いは「庭からかぼちゃ、お家からネズミをとってきなさい」と言いました。魔法使いが、かぼちゃを叩くと、かぼちゃはどんどん大きくなり、かぼちゃの馬車になりました。持ってきたネズミに魔法をかけると、ネズミはお馬さんになりました。するとシンデレラは「こんな格好では行けないわ」と言いました。魔法使いはボロボロの服を魔法のステッキで、あっという間に綺麗なドレスに変えてくれました。「それからこのガラスの靴も履いていきなさい」と言って、綺麗なドレスに合うキラキラのガラスの靴も用意してくれました。「ただし、魔法は12時になったら解けてしまうから、気をつけるんだよ」シンデレラは大喜びで「わかったわ!魔法使いさん、ありがとう!」と言いました。舞踏会に着くと、美しいシンデレラはすぐにみんなの注目の的になり、王子様もシンデレラの美しさに気づいて「僕と踊っていただけませんか?」と言いました。「もちろんです、王子様」シンデレラは王子様と素敵な時間を過ごしているうちに、時が経つのも忘れてしまい、気がつくと12時に近づいていました。魔法が解ける事を思い出したシンデレラは「まぁ!大変!12時だわ!もう帰らなくちゃ!」と言って、お城を飛び出しました。王子様はシンデレラを引き止めようとしましたが、シンデレラはあっという間に消えていました。シンデレラのいなくなった階段には、綺麗なガラスの靴が、片方だけ残されていました。王子様はなんとかして、あの綺麗な女性を探し出そうと、家来たちに命令を出しました。王子様はこのガラスの靴に合う女性を、妻にすると言いました。女性は次々にガラスの靴を履こうとしますが、ピッタリ合う女性はいませんでした。シンデレラの継母や義理の姉も履こうとしましたが、全然合いません。そこへシンデレラが来て、王子様の家来に「わたしにもその靴を履かせてくれませんか?」と言いました。シンデレラがガラスの靴を履いてみると、ガラスの靴は、まるでシンデレラのために作ったかのように、ぴったりでした。家来は「この人が王子様が探しておられた人だ!」と言い、シンデレラをお城に連れていきました。シンデレラは、王子様と結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。
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